川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

人魚

今日もお昼は給食。昨日の夕食と被ったけど、ししゃも好きなので、嬉しいです。ごちそう様でした。 終了後、体調もろもろ考えて、いささか迷ったが池袋へ。 野田地図「逆鱗」の当日券を入手するべく芸術劇場へ。当日券の発売は6時から。私が着いたのは4時近…

春の画

23日で閉幕の春画展に、ぎりぎり滑り込み。 行きたがっていた相方殿は、残念だったね。図録観賞してください。 いや、楽しかった。あまりに無茶な形に、笑ってしまう。これは、やはり、絵だから良いんだろうな。これが写真だと、生々しくて、正視も凝視もし…

のり子さん

詩人と言って一般的に名前があがるのは、まず、谷川俊太郎さんなんだろうなぁ。そして、女性で名前が上がるとしたら、茨木のり子さんなんだろうなぁ。 そんな茨木のり子さんをテーマにした舞台グループる・ばる『蜜柑とユウウツ〜茨木のり子異聞〜』を観てき…

県庁にて

神奈川県庁、キングの塔は、学童の研修で開港記念会館に行くたびに見ていたのだが、その建物の中に入るのは初めて。 「神奈川県庁本庁舎大会議場短編演劇集vol.2」を見に行く。 こう言う企画、好き。場の力を生かす舞台。 県庁入り口では、ゆるキャラさんが…

清流劇場『ファッツァー』@AIホール(観劇日3/6。感想は一週間後に書いてます)

舞台は第1次世界大戦のさなか。脱走した4人の兵士。革命が起こる事を期待し、女の家に潜伏。皆から頼られるファッツァー。けれども、皆が期待した食料の調達に失敗。利己的な性格、仲間の妻を誘惑したことなど、仲間からの信頼を失っていく。兵士4人と1人…

タテヨコ

横浜建物の略称は、ヨコタテ。 観に行ったのは、タテヨコ企画さん。『土に寝ころぶ女たち』 ……サツマイモでかっ! ずっと続いて行くと思っていた関係が終わったり変わったりって、歳を重ねる程、不安で、怖くなったりする。淋しかったりする。友達、仲間、夫…

舞台は廻る

やっぱり、日本の劇場には回り舞台が無くっちゃね。たとえそれがプロセニアム型であっても。そんなことを考えた今日でありました。 バイト先学童では、希望する子供達が月に2回ほど、和太鼓を習っています。最近は、地元のイベントにも登場したり。で、指導…

幼な語

電車の中で聴こえてきた会話。遊びに行っていたらしい母子連れ二組。子供はまだ遊ぶ気満々。子「お家帰ったら、また○○をして、それから……」 母「うん、今日は出来ないから、また今度ね」 子「うん、今度。明日?」 母「う〜ん、明日は……」 間髪入れずに「明…

落語

本日の林家竹丸さんは「秘伝書」、「豊竹屋」と「算段の平兵衛」でございました。竹丸さん、細い方なので、庄屋さんの死体が盆踊りさせられてる時の姿が、なんとも言えません。 笑福亭笑助さんは「時うどん」。私、「時そば」より「時うどん」が好きなのです…

長〜い一日

昨日は中学校でのワークショップアシスタント。給食は、さすがのご飯大盛り、中学校。 何だかんだで、即興の物語をリレーしながら作って行く子供達。そう、ちょっとしたスイッチなんだよなぁ、と思う。男子と女子がぱっきり分かれてしまうのは、やむなしかな…

はしご・1

稽古がオフだった週末、観劇はしご。 オイスケールとBASEプロデュース。 ある意味、真逆な芝居と言うか世界と言うか。前者が、なんだか報われないと言うかうまく行ってない人、まぁ、どちらかと言うと若者、のせつなさ。後者は、不器用ながらも人生しっかり…

観てきました!

メメントC『ダム』を観て来ました。 「ダム建設を巡る攻防と男女の愛憎」と書くとなにやらドロリと重たげに聞こえますが、いやいやそんな。 確かに、描かれている事は深刻。日本のあちこちで起こっているダムの問題、過疎の問題。どちらが正しい悪いとくっ…

維新派「透視図」

さて、維新派「透視図」の感想。 いやぁ、やっぱり内橋和久さんの音楽は素敵。生演奏の贅沢。時々、内橋さんのいらっしゃるブースの方を伺ってしまっていたのでした。下手側客席に座って下手サイドを伺うから、左隣の人と視線がクロス。いや、申し訳無い。 …

嵐の前の大阪・その2

無事、中之島GATEに到着。 屋台でスパムおにぎりぱくつき、粕汁いただき、いや、粕汁の後に甘酒ってのはどうよ☆ヽ(▽⌒*) 屋台村では綱渡りも。すげ〜。いや何がって、灯り(裸電球にお皿状の傘)がついた柱を持ってウロウロしてる人が居てはると思ったら、綱渡…

ドラマ・リーディング『空の村号』

観劇はしご。アゴラのあとは、新宿の花伝舎へ。 ドラマ・リーディング『空の村号』 震災後の演劇を考える児童・青少年演劇。 酪農家の息子、小学5年生の空君の楽しい、楽しい事が当たり前の日常(男子ってほんま、……あ〜、学童の子達と重なります)。 それが…

千賀ゆう子企画『桜の森の満開の下』

リオフェスである。 千賀ゆう子企画『桜の森の満開の下』。坂口安吾の作品を、岸田理生さんが千賀さんのために脚本として書き下ろしたもの。 婆のひとり語りと黒衣による舞台。 老いさらばえたかと思うと若い女の華やぎを見せる。ほぼ舞台の中央から動かない…

読書劇『二十歳の原点』

7・8月が忙しくなるのを見越したように、今しかないと観劇週間? 火曜日は、オフィス再生の読書劇『二十歳の原点』。 学生運動と言う時代背景の中で綴られた、ひとりの女子大生の二十歳になった日から列車に飛び込むまでの日記をもとにした舞台。 時代、生き…

石と石と石と……

実は、上野ではもう一ヶ所。 「石の世界と宮沢賢治」@国立科学博物館。 ちょうど、4月の公演の中で、宮沢賢治の地質学への造詣の深さと言う話をした所なので、これも楽しい繋がり。賢治の作品の言葉と実際の石が並べられ、なかなかマニアックに楽しい。お茶…

仮面マイム

夜は座・高円寺へ。清水きよし先生のマスクマイム「KAMEN」。カロを見た日にこれって、なかなか素敵な流れ。 清水先生のマイム、久しぶりに拝見。しなやかな動き。抑制された美しさ。仮面であるからこそクリアになる表情。素敵でした。 最初の演目がマリオネ…

コメディア・デラルテ〜ジャック・カロ展

上野へ。ジャック・カロ展@西洋美術館。 ホフマンの『ブランビラ王女』を手に取ったのはいつだったろう。多分、イタリアへの関心から、ローマのカーニバルが舞台と言う物語が気になったのだ。ジャック・カロの絵から着想されたと言う奇想天外な物語。 パント…

みんぱく@乃木坂

国立新博物館へ。「みんぱくコレクション展」を観に行ってきました。 みんぱくみんぱく〜と、うきうき乃木坂へ。新博物館は、想像していたより大きかったです。館内が広々しているので、観覧せず、ただぼ〜っと過ごすのにも良いな、と思ったのでした。 で、…

青むし

……いや、その略し方はどうなのでしょうか…… 楽園王「青森県のせむし男」を見に行く。 現代の著名な劇作家の作品を一本取り上げて、その戯曲だけを連続で上演する「現代劇作家シリーズ」。この企画、面白いなぁと思う。同じ作品が演出によってどう変わるか。2…

テルミン〜

まさかの、エアテルミンでした。 昨日は山本光洋さんのライブへ。 自由だなぁと思う。マイムであるからこその自由。 ドゥミプリエ・山本は、思わず目をこすりましたよ。誰?!って。キュート過ぎてびっくりでした。 スノボの手作り感も素敵。 ネズミは、賢治…

栄養

昨日は、初・代官山。つい、お代官様〜と言ってしまい、その地名の由来が気になるのですが、定説は無さそう。うむむ。のっけから、駅前のお店がパーティーになっていて、ちょっととまどったですよ。 と言う事で、林英世さんのひとり語り「桜の森の満開の下」…

お江戸気分

うわぁ、あっという間に2月が逃げようとしている。 そうそう、そんな2月はお江戸気分。 新しくなった歌舞伎座に、ようやっと行く事が出来ました。 トイレが良い。地下1階にたっぷり。しかも一方通行通り抜けと言う動線。うむうむ。いや、これ大事よ、ほんま…

もりもり盛り沢山

盛りだくさんの一日でした。 午前中は、研修。学童保育の指導員としての。 工作!おもちゃ美術館とおもちゃコンサルタントのパンフを渡され、おぉ。 2時間で10個の工作おもちゃを作りました。 あ、これ多田さんの本にあったな〜と言うのもあり、ウキウキ楽し…

パンとマイム

近所でパン屋さんが開店しました。 お店作りが始まってから、長かったこと〜。あれ、もう2ヶ月以上前からだよ。コツコツ手作りで進めているらしい様子でした。 初日の今日は、出掛けるついでに立ち寄ったので、あんパンだけ。かなり無くなっていたようだし…

観劇『ドレッサー』

三谷幸喜演出の『ドレッサー』を観てきました。 おっと、ネタバレの可能性あり。これから観劇予定の方は、ここでお帰り下さいませ。 戦時下のイギリスで旅回りをしているシェークスピア劇団。『リア王』上演を前に、老座長は精神的に不安定に。公演中止を考…

太平なる

座・高円寺に、嶽本さんあゆ美さん脚本の『太平洋食堂』を見に行く。 3時間の大作。日露戦争開戦の年 、和歌山の新宮市で、医師大星誠之助が開いたレストラン太平洋食堂、そこに関わった人々。社会主義、言論統制、大逆事件。時代の渦な中で生き、死んでいっ…

三日目終了そして、楽日へ

三日目終了。今日はスタッフ&見る人。 まずは、「中庭ノ空」へ。ドリンクの注文をうかがったり運んだり。と言う仕事をここでするのが新鮮。いつもは出していただく側だものね。 兎亭主宰の斉藤さんの兎団は女二人芝居。ポエトリーカフェ、と言うシチュエー…